*【説明文】英文法全解1965増刷 杉安太郎 。南雲堂から出ていた英文法全解1965増刷です。見開きB5(片面B6)サイズの350ページ程度のハードカバー。特長は抜粋すると：

’この一冊ですべてが氷解！ ‘ ’クェスチョン・ボックス式による高校英文法書の決定版! 1 高校生の要求を完全に満してくれる 2 解答は即答でわかりやすく引きやすい 3 文法の確実な知識と興味を与える4英語の運用能力を高める 5 能率的に学習ができ，しかも利用度が多い ‘ ’この本は高校生の英語学習指導のベテランである著者が学ぶ者の気持ちになって、種々様々な疑問を解決してくれる書物である。いろいろな疑問が生じた時、早速役立つのかこの本である。また英語を学ぶにあたっては文法意識は度を過すようなことになったらかえって妨げとなる。この意味からも良い指針としてお薦めしたい書物である。 ‘ ’杉安太郎氏の『英文法全解』は、絶えず生徒たちの疑問を持つ英文法上の諸問題を平易に要領よく説明されている。生徒たちはこの参考書により日頃抱いている英語の諸問題が氷解し、同時に英語を学ぶ楽しみも生れてきて英語に対する理解の深さも自然についてくると思う。生徒たちの机上の学習書として薦めたい参考書の一冊である。 ‘ ’およそ英語に興味をいだく者なら年令・性別を問わず，英文法や語法について疑問の一つや二つを持っているだろう。著者の長年のデー夕によればそれらの疑問や問題点を整理すると必ずといってよいくらい毎年同じ問題にしぼられる。著者はこれらの質問カルテの精選を行ないその一つ一つに明解で直さいな解容を与えてやったらどれだけ多くの学生や生徒が英語の勉学に能率を高めることが出来，ひいては英語そのものに興味をいだかしめることが可能ではあるまいか、と真剣に考えたのであった。 ‘ ’ 在来の辞典や英文法書は，あくまで著者側に主体があり，著者の側から説明なり解説なりを与えるものが殆んど全てであった。本書はこの逆をとり，あくまで学生や生徒に主体性をとらせ，彼等が問題点を設定する「学生の，学生のための英文法書」として，学生の為に一切を捧げた。ここに本書の真面目があるといえよう。‘ ’本書は種々の疑問，例えば(a)と(b)ではどちらが正しいか，(a)と(b)のうちなぜ(a)が正しいか，(a)と(b)のほかにいい方はないか、(a)、(b)(または(c))との差はどうかなど，いろいろの角度から明解な即答を与えた。在米の英文法書は米語や口語にふれるものは少なかったが、生きた英語のさけばれる今日、本書は特に口語(文語に対して)や米語に関心をもたせたのである。 ‘ ’英文法の明確な知識と正しい語法をさずける上からもいろいろと苦心してた。無味乾燥といわれる英文法も，言語の諸現象をある時は、論理的にも，心理的にも，生理的にも(リズムなど)，またある時は歴史的に，時には目英比較語学的に，問題の性格に添った説明を行っている。読者はおのずから音語の理法にふれ、自然のうちに英文法はおろか，英語そのものの理法を理解し、進んで言語に対する積極的な研究心をいだくようになる。 ‘ ’英文法は理くつをこねたり理論を押しつけたりする学間ではない。学校文法は文法を適してそれを善用することにより、英語をよりよく理解する鍵とするところに大きな意味がある。その理論は実際化して始めて価値を生じるわけである。本書はこの目的にそい各問の終りには練習問題を課し，しかもその種類をall-roundなものとし、説明をささ理解をしたのち、実験にうつり、実験を通して実に英語の確実な知識を固めさせるよう工夫した。 ‘

*【状態】カバーあり(帯付。なおビニールカバーが付属)。裁断はしておりません。少し汚れ等あり。書き込み等はないと思いますが若干の見落としはご容赦ください。品であることをご理解ください。状態に過剰に神経質な方はご遠慮ください。(末尾の写真は上から順番に天、底、小口、背)。